皆さんは、「パパニティブルー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?なにそれ、マタニティブルーの間違いじゃないの?と思ってしまうほど、浸透していない言葉なのですが、パパの産前・産後うつというものが存在するのです。
自分の旦那が、そんなうつ病を発症してしまったらどうしようと不安になりますよね。一体、どんなことが原因で男性はパパニティブルーに陥ってしまうのでしょうか?
今回は、男性がパパニティブルーになる原因や、パパニティブルーになりかけている前兆、その対策方法などをご紹介していきます。うつ病は放置すると怖いものですので、しっかりとケアをしていきましょう!
男性のうつ?パパニティブルーとは?
男性にもあるという産前・産後のうつ病「パパニティブルー」。
出産をしないはずの男性なのになぜ?と思うママもいるかもしれません。パパニティブルーは、子供が生まれることへのプレッシャーや、一家を支える大黒柱として責任が果たせるかどうか、思いや悩んでしまい、発症することがあるのだといいます。
その特徴として、多く見られるのが
・突然、漠然とした不安に襲われる
・訳もなくイライラしてしまう
・食欲が減退する
・今まで好きだった趣味に打ち込めなくなった
など、一般的なうつ病と同じような症状が出てしまいます。
しかし、これだけの症状だと、ただ怠けているだけのようにも思えてしまい、パパニティブルーと気付けるママは少ないかもしれません。本格的なうつ病に移行してしまう前に、対策方法はあるのでしょうか?
下記でご紹介していきます。
パパニティーブルの対策方法
産後の女性は、ホルモンバランスの影響でナイーブになりがちです。そこでパパがしっかりとサポートをしてあげられたらいいのですが、肝心のパパがパパニティブルーを発症してしまっては元も子もありません。
パパニティブルーを防ぐ最善の方法として、育児に対してママの妊娠中から積極的になるということが大事だというのです。女性は妊娠に気が付いた時から、中身も身体も母になっていきます。一方の男性は、身体に大きな変化が起きないため、なかなかパパへのステップアップが難しい所があります。
そこで、ママが赤ちゃんに付きっきりになる前の妊娠中に、一緒に両親学級などに参加したり、父子手帳を貰って「父親になる」という自覚をしっかりと持つことが、絆を深め、パパニティブルーになりにくくなる方法なのです!
つわりで具合が悪かったり、お腹が大きくなるにつれて苦しくなることもありますが、パパと一緒に子育てをしていくという気持ちを大切に、パパにも積極的に育児を楽しんでもらいましょう。
パパも頑張りすぎないで!
今回はパパニティブルーについて、その症状や原因、対策方法をまとめてみました。
ママとパパが一丸となって、絆を深めるということがパパニティブルーを防ぐのに大事だということが分かりました。どうしてもしんどい時は、周囲の協力も得ながら、仲良く育児をしていけたらいいですね。
仕事もあって大変な毎日ですが、パパは頑張りすぎず、肩の荷を下ろして、とにかく楽しむという姿勢で育児に参加していきましょう。