離乳食の最後は完了期です。完了期は、ほぼ大人と同じメニュー・味のものや食材を使えますが、中にはまだやめておいた方がいいものもあります。
そこで今回は、離乳食のコーディネーターの資格を持っている筆者が、離乳食完了期に気を付けること・おすすめのレシピをご紹介します!
これまで1年ほど離乳食作りを頑張ってきたママさんの支えになれれば幸いです。
離乳食完了期に気を付けるべきこと
まずは、気を付けるべきことです。
離乳食完了期(1歳~1歳半)になると、食事の時間は大人と同じで大丈夫になり、使える食材もぐんと増えます。
3回の食事にプラスして、おやつを与えることも可能です。しかし、砂糖がたくさん含まれているお菓子やジュースなどは、まだ与えません。
後期でも家族と同じ時間に食事を摂ることも多いため、そこまで大きな変化は無いかもしれませんが、食というものを共に楽しみましょうね。
バナナくらいの、少し弾力のある食べ物を奥歯で噛み取ることができて、スプーンやフォークも上手に使えるようになっていれば、完了期に移行しても大丈夫です!
味付けは、これまで同様に薄いに越したことはないですが、薄すぎて食べてくれないとママのストレスになってしまいます。様子を見ながら調味料を足したり、変えてみたりしてください。
喉に詰まると危険な餅や豆、生ものはもう少し先まで与えないようにしましょう。添加物も気にできると、よりグッドです。
お子さんの体調や食欲に合わせて、臨機応変に離乳食作りを頑張りましょうね。
離乳食完了期のおすすめレシピ
完了期は、大人の取り分けが基本。お肉の繊維や食べ物の大きさに気を付ければ、一緒に食事もできるので料理の幅が広がりますよ。
完了期おすすめレシピ①色々混ぜこみポテトサラダ
子供はじゃがいもをよく食べるイメージがありますが、皆さんのお子さんはどうでしょうか。うちの子はとっても良く食べていました!
じゃがいもが好きというのであれば、野菜をたくさん入れたポテトサラダを作ってみてはどうでしょう。
じゃがいもをゆでてつぶして、マッシュ状にしたら1センチ角に切ったニンジンときゅうり、コーン、お湯でさっと湯がいたハムを加えます。
普段ニンジンなどの野菜を食べてくれない子でも、ポテトと混ざっていることで食べてくれる可能性もあります。味付けのマヨネーズは少量にとどめ、物足りない場合は塩で味を整えてくださいね。
完了期おすすめレシピ②まぐろの照り焼き
まぐろの照り焼きは、大人も食べたいメニューですよね。味付け以外を完全に取り分けることもできるので、夜ご飯のおかずにぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
市販のまぐろの切り身を、出汁と小さじ1の醤油で照り焼きにします。大人は大人用の濃いめの味付けにしてもオーケー。
野菜も摂れるとなお栄養価が高いので、ニンジンやいんげんのゆでたものを添えてあげると、色どりも良く食欲をそそります。
長い離乳食作りもそろそろ終盤・・・
今回は、離乳食の後期の気を付けるべきことと、レシピをご紹介しました。
これまで初期からずっと離乳食作りに奮闘してきたママさんたち。本当にお疲れさまでした。子供に食事を作ってあげるということ自体は。これからもずっと続いてきます。
しかし、離乳食は普通の食事とは少し異なるもの。手間をかけて愛情をかけて作った離乳食をお子さんが食べてくれた時は、とても嬉しかったのではないでしょうか!
完了期移行しても、無理をしない程度に離乳食作りを頑張ってください。そしてレシピもぜひ、参考にしてみてください。