パパへの子育てインタビューとして、前回に引き続き、群馬住みます芸人のアンカンミンカン富所さんのお話をご紹介します。
今回は、富所さんのパパとしての役割や、子育てについての思いを聞いてみました。
パパとしての家庭での役割
富所さんの家での役割は、保育園の送迎、ゲーム・テレビの管理、ゴミ捨てなど。その中でも、特に自分の役割だと感じているのは「外で学んだ事を家族と共有する」こと。
人と会って話を聞くのが趣味だと話す富所さんは、外で聞いた色々な話を家族にも伝えるようにしています。
また、感情的に怒らずに「叱る」ようにするのも富所さんの役割。ママに怒られた時の逃げ場所となり、怒られた理由を子供にしっかり説明しています。
子供には伝わっている
子供にも、理解できないとは思わずに理由をしっかり説明して伝えている富所さん。娘さんも、ちゃんと理解しているんだなと思ったのはゲームをしていた時のこと。
6歳の長女は、まだゲームが上手くできず、ついからかってしまったのですが「パパ、人が一生懸命やることをバカにしちゃだめだよ。「一生懸命やっていて、いいね!」って言うんだよ」とお説教されたとか。
子供が話を理解するのは難しいと思っていたけど、日頃自分が言っていることが伝わっているんだと思ってびっくりして、つい笑ってしまったそうです。
子供がいることで感じる幸せ
子育ては、自分たちが成長する目的にもなる、と話す富所さん。もし、子供がいなかったら目先の利益を優先するばかりで、こんなに未来のことを考えていなかったかもしれないと感じています。子供ができてから、価値観が変わり、学びが深くなりました。
「子供がいて幸せだと感じる時は?」と聞くと「発表会」だと答えます。ダンスなど、自分でやりたいと思って努力している姿を見ると、嬉しくなるそうです。実は、もともと子供は苦手だった富所さんですが、やはり子供ができると考え方も変わってきました。
群馬が子育てに良いと思うところ
群馬は、ちょっと不便だけど、それが都会にはない魅力。自然豊かな群馬は生きていくのに大切な「感性」を磨くのに最適な場所だと言います。
また、都会では満員電車など、大人が中心の社会が基本となっていますが、群馬は子供の社会がしっかりできていると感じています。
大人もどんどん学んでいこう
富所さんは「子供だけでなく、大人も色々なことを学んでいくことが大切だ」と考えています。大人の都合じゃなく、子供の視線に立ってみると新しい発見がたくさんあります。
例えば、滑り台。子供が下から登ろうとしたら「下から登っちゃだめ!」と注意してしまいますが、子供からすれば普通に滑るよりも難しいチャレンジをしてみようと頑張っているだけのこと。
もちろん、他の人に迷惑をかけないように気を付けなければなりませんが、子供は何を考えていたのかな?とちょっと考えてみると、子供の気持ちが分かるかもしれません。
富所さんは「子育てをしている大人こそ、どんどん周りの意見を聞いて勉強していくべきだ」と考えています。
お笑いと子育てを大切にしている富所さん
アンカンミンカンの富所さんに、色々なお話を聞いてきました。子供ともしっかり向き合っているので、大きくなっても「パパイヤだー」とは言われないと思うと話す富所さん。確かに、子供扱いをせずにしっかり話をしてくれるパパは、子供からの信頼も厚く頼りになりそうです。
富所さんのお話を聞くと、大人も子供も関係なく色々なことを学んで成長するんだなと、改めて感じました。
ぜひ、これからも様々な活動で、群馬を盛り上げていってほしいですね!