多くの子どもが使っているSNS。しかし、気付かないうちにトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。危険な目にあわないためにも、SNSでしてはいけないことについて、親子でしっかり確認しておきましょう。
今回も、引き続きAki行政書士事務所の田中友里先生に、意外と知らないSNSのNG行為について教えて頂きました。ルールを知り、楽しく快適にSNSを使っていきたいですね。
「知らなかった」では済まされない
それぞれのSNSは独自の規定がありますが、まず確認しておきたいのは法律で定められている社会のルール。これを知らずに違反行為をしていると、罪になってしまう可能性があります。
普段SNSを使っていても、法律について深く考えている人は、ほとんどいないと思います。しかし、実際に違法行為をしてしまったら「知らなかった」では済みません。
子どもも同様でトラブルに巻き込まれないためにも、大人がルールを知って、子どもに伝えていくことが大切ですね。
こんなことも実はNG行為
田中先生が教えてくれた意外なSNSのNG行為には、こんなことがありました。
- SNSやゲームを途中で抜けたからと無視をする
- ゲームやSNS上で言ったことで相手を傷付ける
- 個人が特定できる写真をアップする
子どもだけでなく、大人もつい、やってしまう行為ばかり。そのまま見過ごされる場合がほとんどですが、もし相手が訴えれば罪を問われることもあります。
「無視」や「秘密をバラす」など、子どもがやってしまうことでも、人格を傷付けたり、名誉を傷付けたりすれば、違法になる可能性も。
「言葉は暴力と同じくらいに、人に精神的ダメージを与える可能性があると知ってもらいたい」と田中先生は言います。
また、写真をアップする時は本名が載っていなくても、風景や顔から詳しい個人情報が分かってしまうかもしません。自分だけでなく、友達や一緒に写っている人のことも考える必要があります。
今はネットですぐに情報が拡散してしまうため、本当に気を付けたいですね。「うちは大丈夫だろう」とは思わずに、親子でもう一度社会のルールを確認しておきましょう。
親子で社会のルールを知ろう
田中先生のお話を聞いていると、毎日何気なく使っているSNSにも、実は注意するべきさまざまなルールがあると気付かされます。
ネットでは、大人も子どもも関係なくトラブルに巻き込まれる可能性があり、「知らなかった」では済まされません。
親子で社会のルールを知って、しっかり守っていきたいですね。次回も引き続き、田中先生にネットトラブルについて教えて頂きます。
Aki行政書士事務所
田中 友里先生
親子のための保健室HP