家族でキャンプを楽しむ家庭が多いと思いますが、アウトドアは楽しいだけでなく、万が一の備えとしてもとても良い経験になります。
群馬県は災害が少ない地域と言われていますが、いつ何が起こるか分かりません。非常事態に備えて普段から、家族みんなで話し合っておくことはとても大切です。
日常の生活では災害のイメージがつかみにくいですが、自然の中で過ごすアウトドアなら、普段当たり前にやっていることができない不便さを実感することができます。
話を聞くだけでは分からないことも、自分で体験することで大人も子供も身を持って実感できるでしょう。
ここでは、アウトドアを通して学べる災害時のポイントなどをご紹介していきます。
非常時に役立つアウトドア①火起こし・料理
キャンプでは料理や焚き火をするのに火を起こします。ほとんどの場合、ガスバーナーや着火剤などを使うので、それほど難しいことではありません。
しかし、災害時には便利な道具が手元にないかもしれません。
機会があれば、一から火を起こす体験をしてみるのがおすすめ。アウトドアの本やインターネットにも火起こしの方法は色々紹介されています。
また、火を使ってお湯を沸かしたり、子供でもできる簡単な料理も一緒に作ったりしてみましょう。楽しみながら、もしもの時に役立つスキルを身につけられます。
今は、マッチを見たことがないという子供も多いと言います。そう言えば、普段の生活の中で火を見る機会も少なくなっていると思います。
家の中ではオール電化で火を使わない。ライターなどを使う時がない。多くの家庭が同じ状況ではないでしょうか?
キャンプなら不便な生活を楽しみながら、災害時に役立つヒントを知ることができますね。
非常時に役立つアウトドア②道具の使い方を知っておこう
キャンプやアウトドアで使う道具は災害時にも役立ちます。
- 水を貯めるポリタンク
- ヘッドライト
- 寝袋
- テント
使い方を知らないと、いざという時に戸惑ってしまうかもしれません。キャンプやアウトドアで家族一緒に使い方を確認して、実際に体験しておけば安心です。
キャンプで必要な道具は災害時に持っていると非常に役立つので、ひとつにまとめて置いておくと良いですね。
家族みんなで道具の場所を共有しておけば、すぐに持ち出せます。
家族で楽しみながら防災意識を高めよう
キャンプをすると、いつもの生活がいかに便利だったかを実感できます。アウトドアは、そんな普段の生活の便利さを改めて感じて、防災への意識を高めることができます。
家族で一緒に楽しみながら、役立つスキルを身につけていきたいですね。