群馬県のJR上越線土合駅で、グランピングと呼ばれるキャンプ施設「DOAI VILLAGE」の整備が進められています。第1弾として、以前から駅舎内にカフェ「mogura」がオープンしました。
ここでは、「DOAI VILLAGE」の詳細とおすすめポイントをご紹介していきます。
「DOAI VILLAGE」とは?
「DOAI VILLAGE」の整備を進めるJR東日本グループなどは、人々の交流の場を生み出すとともに、無人駅の新たな価値を生み出したいという思いがあり、カフェやグランピング施設をオープンしました。
なぜカフェの名前が「mogura」なのかと言うと、土合駅は下りホームが新清水トンネル内にあり、駅舎(地上)から10分ほど階段を下りないと到達できないことから、「日本一のモグラ駅」として親しまれているのでその愛称から取られたものです。
カフェは、かつて実際に利用されていた駅務室を改装して作られました。切符売り場をそのまま利用した店のカウンターなどに当時の姿を見ることができて、普段なら入る事のできない駅の中でゆったりとコーヒーやクラフトビール、軽食を味わいながら過ごすことができます。営業は午前11時~午後6時で不定休です。
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公式Instagramより
整備中のグランピング施設には、断熱材を使ったドーム状のテントや野外サウナを設ける予定です。
グランピングとは?
グランピングとは、英語で“魅力的な、華やかな”などを意味する「Glamorous(グラマラス)」と「Camping(キャンピング)」を組み合わせた造語で、直訳すれば“魅力的なキャンプ”という意味になります。新しいタイプのキャンプですね。
グランピング施設ではキャンプ用品や食材・食事などがあらかじめ用意されているため、気軽にキャンプを楽しむことができます。手ぶらで行ってもキャンプが楽しめるので初心者にも安心です。
キャンプにおいて初心者が不便、難しいと感じるポイントをサポートしてもらえ、豪華かつ快適に過ごせるのがグランピングの良いところです。
「DOAI VILLAGE」のアクセス
住所: 利根郡みなかみ町湯檜曽218-2
- JR上越線土合駅からすぐ
高崎駅から在来線でおよそ1時間30分 - 関越自動車道水上ICから車で20分
DOAI VILLAGEでグランピングを楽しもう
無人駅を活用して人々が集まる施設を作ろうとする試みはとても興味深いですね。キャンプをしたことはないけれど、1度経験してみたいという方には、手軽に楽しめるグランピングはうってつけかもしれません。
ぜひ、家族で出かけてみてくださいね。