妊娠に気が付いて、新たな命が宿ったことに嬉しさを感じたのもつかの間、多くの妊婦さんを悩ませる最初の難関が「つわり」ではないでしょうか?
中にはつわりを経験することが無いまま、出産までの妊婦期間を過ごす人もいるようですが、筆者の周りも筆者自身も、つわりが酷くて、点滴をしたり、ひどく痩せたりしていました。今回は、妊婦特有のつわりについて、つわりの体験談や、しんどいつわりを少しでも和らげる方法や、食べ物・飲み物などを調べてみました。
私のつわりの体験談
筆者は、4年前と2年前に男の子を出産しました。長男の時のつわりが、とてもしんどかったことを今でも鮮明に覚えています。当時はガソリンスタンドでアルバイトをしていましたが、ずっと熱っぽく、風邪でも引いたかな?と思っていたある日、いつも嗅いでいるはずのガソリンの匂いが気持ち悪くなり、妊娠に気が付きました。
すぐに妊娠検査薬を買って、陽性であることが確認できました。この時は、週数で言うとまだ4週目くらいだったので、かなり早い段階でつわりが始まっていました。つわりのピークは6週~12週あたりまでで、何をしても気持ちが悪く、ご飯の匂い、洗剤の匂い、そして旦那の匂いまで、全ての匂いに吐き気を催すようになってしまいました。
「つわり」の文字を見るだけでも気分が悪くなっていました。最初の妊婦健診を受けたときから、一番ひどい時で、7キロほど体重が減っていました。
点滴を打って、ひたすら寝て、何か食べては戻してしまう・・・。そんなルーティーンを1か月ほど繰り返していました。この時の希望は、長男がお腹の中で大きくなっていることだけだったように思います。
でも、安定期に入り16週になるころには、気分がスッとして、ご飯も美味しく食べられるようになりました!胎盤が出来上がると、つわりが軽くなるって本当なのだと感動したのを覚えています。
つわりを少しでも和らげる対策・方法
筆者が、つわりの時に言われて一番心が落ち着いた言葉が「今は、赤ちゃんのことより自分のことを考えて、食べたいものだけを食べて大丈夫だよ。」と、助産師さんが言ってくれたことです。
栄養は、妊娠中期からでも何とでもなるようなので、まず、今栄養を取らなければと、気持ちが悪いのに頑張って食べている妊婦さんは、肩の荷を下ろしてくださいね。
筆者がつわりの時に、食べたり飲んだりすると、少しスッキリしたものがありました。
- 紅ショウガ
- 炭酸水(ここに、リンゴ酢などを入れて甘くしてもOK)
- 柑橘系のゼリー
お腹がすくと気持ち悪くなっていたので、酸っぱいものや、炭酸などをよく飲んでいました。個人差はあると思うので、自分に合ったスッキリする食べ物や飲み物を見つけてみてください。
また、和らげる対策としては、休めるときはひたすら休むことが大事だと思います。上の子がいるとどうしても休めない人もいると思いますが、DVDを見せたりするなどして、休憩できるといいですね。
とにかく、つわりの時は、自分を一番大切に、ストレスなく過ごせることが、赤ちゃんにもいい影響を与えると思います!
つわりは無理せず乗り切ろう
今回は、妊婦さんの多くを悩ませる「つわり」について、筆者自身の体験談や、つわりを和らげる対策法などをまとめてみました。これまで経験したことのないような、気持ちの悪さに嫌気がさしている妊婦さんも、心が折れてしまいそうな妊婦さんも居るかもしれません。
でも、赤ちゃんが生まれてきた時に、きっと、凄くしんどいつわりでさえも懐かしく愛おしく感じられる日が訪れるでしょう。無理をせず、自分のペースで、ステキな妊婦生活を送ってくださいね。