【実践中!】小・中学校でのタブレット支給!家庭で気をつけていることは?

群馬県は令和2年度より、県の教育方針として、県内の小・中学校に学習用コンピューターや無線LANを入れ、ICT環境の設備を義務付けています。また、1人1台端末(タブレット)を活用した授業を行えるようにするなど、ICTを活用した指導モデルの構築を目指しています。
10・20代のスマホ普及率が98%にのぼる昨今、もはや1人1台は当たり前。タブレットの扱いに早いうちから慣れて、正しく活用できるようになれば良いなと思っています。

一方で、既に小・中学生に1人1台の貸し出しを行っている前橋市では、2021年の9〜12月の通信量を調査した結果、長時間使用が際立っていた生徒は110人でした。これは全体の0.5%にあたり、毎日2〜3時間の高画質動画を見ている計算になります。ただし、これはあくまで端末のLTE通信(直接ネットワークにつないだもの)で算出しているため、各家庭や無料Wi-Fiなどへの接続を考えると、その生徒数はもっと多くなると予想されます。

子どもが正しくタブレットを使えるために、家庭ではどのようなことに気をつければ良いでしょうか?今回は、小学1年生がいるわが家が行っているタブレット対策をご紹介したいと思います!

タブレット依存にならないための家での対策

子どもの前ではスマホを使わない

私たち夫婦は職業柄、パソコンやスマホを頻繁に使用する機会があります。それに加えて、主人は根っからのガジェットオタク。今だから言えますが、歩きスマホや食事をしながらスマホをいじる事も日常茶飯事でした。

しかし、ある時から子どもがスマホに興味を持ち出し、はじめは「親の持ってるものが気になるよね〜♡」と微笑ましく思っていましたが、次第にスマホを貸さないと癇癪を起こすように…。これはまずいと思い、プライベートの時(とくに子どもと一緒にいる時間)はスマホを手放すようにしました。はじめは「仕事の連絡が」とついスマホを手に取りがちでしたが、よくよく考えてみるとそこまで緊急性の高い連絡が頻繁にあるわけではなく、ほとんどが「返信が遅くなりすみません」で済む内容ばかり。本当に緊急性のあるものでない限り、勤務時間外を過ぎたあとの返信は後回しにするようにしました。

また、主人に対しても「子どもがマネしちゃうから、今はスマホ控えて」と理由を添えて注意を促し、子どもの前でスマホをいじらないように協力してもらいました。子どもの前でスマホを使わなくなったことにより「ママ(パパ)はいじってるのに、なんで子どもはダメなの!?」という理不尽さがなくなり、子どもに対しても注意がしやすくなりました。

「〇〇が済んだらいくらでも見ていいよ!」

わが家では「7時35分には学校へ行く」「21時には布団へ入る」など、ある程度「決まった時間」が存在します。その「決まった時間」をひとつのタイムリミットとして、やることさえやればいくら見ても良いとしました。

例えば「朝ごはん食べて学校行く準備ができれば、いくらでもYou Tube見てていいよ!」とか「ごはんを全部食べ終われば、お風呂の時間まで自由に遊んでていいよ!」といった感じです。必ずしもタブレットをいじることが悪いわけではなく、やるべきことをやらずにいるから怒っている事を理解してもらいます。すると、だいたい「いくらでも見ていい・遊んで良い」としても、せいぜい5分〜20分ぐらいです。

「ダメ!」と頭ごなしに禁止するのではなく、やることが済めばOK〜☆としておくと、子ども自身で時間配分ができるようになって来たのではないか?と思います。

一緒にできることを提案する

「ママと一緒に夕飯作ろうよ!」「洗い物と宿題、どっちが早く終わるか競争しようよ!」など、一緒に何かしたり、時には競争心を煽って気をそらしてみたり。タブレットをいじること以外を提案しています。

自分の行動を改めて考えた時に、特別タブレットがいじりたいかというと実はそうではなくて、ただ暇で他にやることが無いから(やりたいことが無いから)という場合が多いのではないか?と、そんな仮説から思いついたタブレット対策です。子どもの機嫌にもよりますが、3〜4回に1回くらいの割合で「やる〜♪」と言ってくれます。そして、この作戦の勝率を上げる最大のポイントはタブレットをいじりはじめる前に提案すること。一度タブレットで遊び始めてしまうと、途端に断られることが多くなります。なので、学校の帰り道や、前日あるいは「今週末はママと〇〇しよう」と約束をしておくのがオススメです。

妹・弟がいる場合はこんな方法も有効?

基本的には「お兄ちゃんなんだから〇〇しなさい」「女の子だから〇〇じゃなきゃダメ」という教育はしないように心がけていますが、1つだけ「お姉ちゃんだから」と注意することがあります。それが「小さい子は大きい子のマネをしたがるから、お姉ちゃんは悪いことしちゃダメなんだよ」ということ。

これが良いのか悪いのかは、正直わかりません。ただ、現にわが家では、下の子が上の子のマネをしたがったり、上の子の持っているものを欲しがることがしばしば。下の子にとっては、親が何を言うかより、姉(兄)が何をしているかが基準なんじゃないかな?と思うのです。実際に、わたしにも姉がいましたが、小さい頃は何でも姉のマネをしてみたり、時には、姉が怒られているのを見て「自分はやらないようにしよう…」と学んだものです。笑

もし、妹が弟がいる場合には、「小さい子がマネしちゃうからやめてほしい」という事を理解してもらえたら良いのかなと思います。

1人1台タブレットの時代だからこそ、親が制限をするのではなく、自主的に使い方をコントロールできる子どもに育ってほしいなと思っています。

関連記事

  1. 【臨床心理士】これって産後ウツ?

  2. 寝かしつけ 方法 コツ 群馬

    子供が寝付かず困っているママさんへ。寝かしつけアイテムや方法紹介!

  3. 群馬 保活 保育園 方法 おすすめ

    群馬で保活!パパの協力が成功のカギ?夫婦で一緒に進めよう

  4. doai village 群馬 ママパパ 子連れ

    アウトドアで避難訓練!楽しみながら学ぼう

  5. 目の前で子どもが犯罪者に!?「著作権」との向き合い方

  6. お家時間の過ごし方!【家キャンプ】のおすすめ

  7. doai village 群馬 ママパパ 子連れ

    【DOAI VILLAGE】グランピングってどんなこと?

  8. 年齢関係なし!公園でも浮かないオシャレなママの服装をご紹介!

  9. 群馬 ママ おすすめ ワーママ 育児

    これがあって助かった!私の一押し、おすすめ育児グッズのご紹介!

  10. ボルダリング 習い事 群馬 おすすめ

    注目の習い事【ボルダリングの魅力】群馬の教室もご紹介

  11. 大変なだけじゃない!ワーキングマザーのメリット・おすすめの理由

  12. [全2回]TOIRO育休インタビュー・石田さんご夫婦第1回

  13. 永久保存版!おむつ替え台&授乳室マップ〜コポンvol.1創刊号〜

  14. 【子供の病気】大変なのはママだけ?パパの協力が欠かせない

  15. 女性だけじゃない!?男性でも注意が必要なパパの産後うつって一体?

フォローお願いします!