男性の育児休暇についてみなさんはどう考えますか?
今、男性の育児休暇の取得率は年々増えています。しかし、7,48%とまだまだ低い割合なのが現実です。
そんな男性の育児休暇ですが、実際に取得したご家族にインタビューをおこない、「なぜ育児休暇を取得したのか?」「育休中の生活」「育休のとってよかったこと」などの経験談を全2回にわたりご紹介していきます。
今回、インタビューを受けていただいたのは石田さんご夫婦。石田さんとママ、長女と去年生まれた長男の4人家族です。旦那さんは自動車の製造会社に勤め、その傍らで副業のカメラマンもこなすスーパーダディ。そんな石田さんが何故、育児休暇を取得しようと思ったのか?
育児休暇を取得しようと思ったきっかけ
「全てがちょうどよく合致したのが、取得するきっかけになりました」
そう語る石田さん。このコロナ禍で仕事量が減ったタイミングで、自分の勤める会社でも男性の育児休暇を取得できることを知ったそうです。
1人目の長女が誕生した時、初めて育児の大変さを知った石田さん。2人目の長男を授かった事で、仕事面や生活面の全てのタイミングが合致して1ヶ月の育児休暇の取得を決断したそうです。
育児休暇中の生活
AM5:00起床長女が起きるまで自分の趣味や副業の時間
AM8:00長女起床着替え・朝食・保育園へ送る
AM10:00~保育園終了まで洗濯・食器洗い・買い物・掃除などを済ませておく
日中はこのようなスケジュールをこなす石田さん。
「思ったよりも家事の仕事量が多くて驚いた。『名もなき家事』がたくさんあるので、自分の時間は日中はほとんどない。」
名もなき家事は日常生活や育児の中にたくさん潜むので、それを体験できたことでもプラスになったそうです。
育児休暇を取得してよかったこと
育児というのは自分でやってみないと、本当の大変さはわからないです。石田さんは育児休暇を取得してママの大変さを感じられたことが1番よかったと語ります。
「今までは任せていたことの大変さが分かった。仕事は思い通りにできるけど、家事や育児はそうはいかない。」
この言葉のとおり、仕事と育児は比較ができない大変さがそれぞれにあるのです。
ママに感謝をしつつ、これからの育児にも大きなプラスになることでしょう。
これからの育児休暇の未来
男性の育児休暇を取得するにはまだまだは高い壁があります。しかし、石田さんのように男性が積極的に育児休暇を取る意志をみせることで、会社や社会が男性の育児休暇についてより明るくなることでしょう。
次回の記事では、ママ編です。パパが育児休暇を取得して心強かったことや、お二人のこれからパパになる人へのメッセージをご紹介していきますので、是非ご覧ください!