昔の子供は、外で元気に走り回っていたのに、最近の子は家でスマホやゲームばかりしている…
全員が全員そうだという訳ではありません。しかし、小学生・中学生でも「ゲーム依存症」になっている子供が増えてきているというのです。WHO(世界保健機関)は、2018年に新たな疾病として、ゲーム障害を認定しようと検討したというから、驚きます。
今回は、スマホやゲームに依存することの怖さや、実際に筆者の子供たちがゲームをやりすぎないために我が家でおこなっている工夫などをご紹介します。やめたくてもやめられない、そうなる前に、我が子を守りましょう!自分の子供を守れるのは、貴方しかいないのです。
スマホやゲームは依存性が高い
大人でも、暇さえあればスマホをいじったり、ゲームに夢中になってしまう人、歯止めが利かない事態になってしまう人が増えています。このことからもスマホやゲームは、依存性が高いということが分かります。それが子供となれば、なおさら。
誰かが制限をしてくれなければ、永遠にやり続けてしまう子もいるのではないでしょうか。現実世界とはまた違ったゲームの世界は、現実のような嫌なことが無くて、新鮮です。自分だけの街を作り上げたり、クリアしてレベルを上げていく達成感は、たまらなく楽しいでしょう。
この時、脳内では、ドーパミンという興奮したときに分泌される物質が多く放出されるのです。しかし、これを長年続けていると、ドーパミンが減った時に、またゲームがやりたい!と強く思うようになってしまい、依存に繋がるのです。
集中力も途切れ、常に眠たい・だるい・外に出たくない・勉強もしたくない、といった悪循環に陥っていくのです。こうなってくると、親が少し注意をしたくらいでは、やめられないところにまで来てしまっているので、そうなる前に防げるといいですね。あまり口うるさく言わないためにも、次は我が家で心がけている方法や対処法をご紹介します。
依存にならないために!我が家がしている工夫
我が家には、まだ小学生がいません。なので、スマホは子供たちは持っていない状態です。その代わりに、インターネットには繋がっていないタブレット型の、勉強もできるおもちゃがあります。これを持たせておくと、大変!
うっかり目を離して、家事をしていると、1時間近くやらせていた!なんてことも。この時に反省をして、時計に目印のシールをつけて、ここに針が来たら終わりだよ、と伝えてからやらせるようにしました。毎回その時間を守れるわけではないのですが、ダラダラと見続けることが格段に減ったのです。
約束を守れたときは、しっかりと褒めることで、次も気を付けてくれるようになりました。とにかく、約束をすることと、守れなければ取り上げるということ、親が管理をするということが依存症にならないために大事なことなのだと感じます。
今は、ゲーム機の中で、プレイした時間を記録してくれる機能もあるようなので、そういったものを十分に使い、きちんと守らせるようにしましょう!
親子でゲーム依存を防ごう
今回は、子供をスマホやゲーム依存症から守るために、どうして依存してしまうのかということと、依存症にならないために我が家で心がけている工夫を紹介しました。
依存に陥ってしまった子供は、常にやる気がなく、その子たちが、スマホやゲームをやりすぎることによって、大人になってからどういう人生を歩んでいくのか、も心配で仕方がありません。大切な我が子を守るために、家庭で出来ることから始めてみましょう。