国内最大級のお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインデイ株式会社が実施したアンケート調査によると、子どもが習い事を開始する年齢は3歳が最も多く、次いで6歳頃が多いことがわかりました。この調査結果から、幼稚園の入園や小学校入学などの節目にあわせて、習い事を検討するパパ・ママが多いようですね。
群馬県スポーツ協会が今年開設した「わくわく運動プロジェクト特設サイト」では、主に小学生を対象としたスポーツが動画で紹介されています。なんとその数42競技!!サッカーやバスケットのようなメジャーなものやオリンピック競技にもなっているスポーツが紹介されています。その中でも、ちょっと気になる珍しいスポーツを厳選してご紹介します。
セーリング
セーリングはオリンピック競技であるにも関わらず、マイナーなスポーツと思われがち。とくに、海なし県の群馬ではあまり馴染みがありませんよね?セーリングは海や湖で行う競技で、ヨットを使って順位を競うスポーツです。
風向きや波の流れをよむスポーツなので、臨機応変に対応する能力が身につき、全身で自然を感じることができる競技ではないでしょうか。また、大会とも慣れば色とりどりのヨットが並び、その光景は圧巻であること間違いなし!
県内では、邑楽郡板倉町にある渡良瀬川遊水地で行うことができます。
もっと詳しく知りたい方やお問合せは、わくわく運動プロジェクト特設サイトの「セーリング」をご覧ください。
銃剣道
一般的な剣道が竹刀(しない)を用いるのに対し、銃剣道はその名前の通りライフル銃のような形をした木銃(もくじゅう)と呼ばれる用具を用います。また、剣道は主に「面」「小手」「胴」に竹刀の側面を当てるに対し、銃剣道は「喉」や「肩」なども含まれ、突き技が主体となる競技です(動画では「胸」を突き合うスポーツと紹介されています)。それ故、剣道よりも実践的で危険も伴うスポーツですが、礼に始まり礼に終わる武道ならではの醍醐味が味わえそうですね!
また、銃剣道は一対一の競技のため、集団行動が苦手な子どもにもオススメのようですよ。
もっと詳しく知りたい方やお問合せは、わくわく運動プロジェクト特設サイトの「銃剣道」をご覧ください。
ホッケー
「ホッケー」と聞くと、アイスリンクの上でガッチリとした肩パットのユニホームと、ヘルメットをかぶった姿を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?何を隠そう、私もその一人です。
しかし、正確に言うとそれは「アイスホッケー」と呼び、ホッケーとは別のスポーツなんです。
ホッケーは陸上で行われ、サッカーよりも一回り小さいフィールド上で、ゴム製のスティックを使い丸いボールをゴールへ打ち込む競技です。道具を使い小さなボールを追いかけるため、集中力も必要ですが、11人対11人(小中学生は6人対6人)で行われる団体競技なのでチームワーク力にも期待が持てますね!本格的に集団生活がスタートする小学生からはじめるにはピッタリの競技なのではないでしょうか?
日本ではまだまだ知名度も低く競技人口も少ないマイナースポーツではありますが、群馬県ではみなかみ町で学ぶことができますよ!
もっと詳しく知りたい方やお問合せは、わくわく運動プロジェクト特設サイトの「ホッケー」をご覧ください。
番外編:ライフル射撃&クレー射撃
番外編として、銃を使った競技を2つご紹介します。競技自体の知名度はありますが、子どもが銃を扱うのは危なくないのでしょうか?
ライフル射撃
ここで紹介するライフル射撃では、ビームライフルと呼ばれる光線銃を用いています。実弾を使わない特殊な銃なので免許の必要なく、子どもでも安全に扱うことができます。
競技時間(試合時間)は45分。その間、一点に集中して行いますので、並外れた集中力が身につきそうです!
どちらかといえばマイナーなスポーツで、それが子どもとなれば尚さらです。競技人口が少ない分、トップを狙えるチャンスかも!?
クレー射撃
一方で、クレー射撃は散弾銃を使用します。ルールの一部が法律で定められているという、スポーツの中でも珍しいケースのようです。
また、競技には実弾を使いますので、原則20歳にならないとできないスポーツとなっています。
もちろん、20歳からはじめる方もいますが、別の競技(ライフル射撃など)から移行してくる人もいるようですよ!
子どもの頃からライフル射撃で集中力を射撃技術を磨いて、二十歳になったらクレー射撃デビュー…なんてことも、群馬ならできちゃいますね★
もっと詳しく知りたい方やお問合せは、わくわく運動プロジェクト特設サイトをご覧ください。
※この記事は2021年3月に執筆しています。