出産は毎回違うとよくいいますが、実際のところ半信半疑で聞いていました。でも私の場合、長男、次男と2回出産を経験しましたが、本当に大違いだったのです。そして1人目と出産が違うということを理解できないまま、陣痛が進んで出産となり、とても慌ててしまいました。私だけでなく、家族もパパもびっくりでした。
そんな私の第二子の出産エピソードをお話ししていきたいと思います。参考になれば嬉しいです。
1人目と違って2人目は陣痛の進み方が早すぎた!
まず、長男の時は陣痛時間がおよそ15時間あったので、今回の陣痛も長いんだろうな~なんて思っていました。また今回は、無痛分娩を選んだので、どんな感じなのか楽しみでもありました。
なぜ無痛分娩を選んだのかというと、長男の出産の時は普通分娩でかなり体力を消耗してしまったので、上手くいけば体力を維持できるかもと言われたからです。実は出産の次の日から長男も一緒に産院に泊まって、ワンオペで面倒を見なければいけなかったからです。しかも新生児も母子同室で、いきなり2児の母スタートとなるには体力は維持しておきたいと思いました。
私の産院は無痛分娩がなんと無料だったので、病院選びをしている時からそこに魅力を感じて選びました。そして陣痛が来た当日。無痛分娩にワクワクしていた私は、朝ちょっとお腹痛いな~なんて思って5時頃目が覚めました。ゆっくり朝食を食べて、長男の出産の日もお風呂に入ってから産院に行ったので同じようにお風呂に入りました。
すると、以前には感じなかった疲労感と、確実に陣痛が進んでいる感じがありました。この時、時刻は7時。8時頃家を出ようと思いましたが、産院に急いで電話して向かいました。
タクシーで向かったのですが、陣痛の間隔が短くなって定期的に陣痛が来るようになり、陣痛の波が来るたびに手すりを強く握って耐え、過ごしていたのです。それでも長男の時はこの痛みが何時間も続いていたと思い返して、出産まではまだまだだろうなと思っていました。
1人目と違って2人目は出産までも早かった!
産院に到着して簡単に受付など済ませてから、分娩台で1度検診をする事になりました。私の部屋は個室だったので荷物を置いて、「またすぐ帰ってくるね~」なんてのんきにパパに話して分娩台に向かいました。子宮口もそれほど開いていないだろうと思っていたんです。
そして早く無痛分娩の麻酔を打ってもらって陣痛を和らげたい!と思っていたので、分娩台に登るのも楽しみで仕方なかったんです。しかし分娩台で検診してもらうと、先生から思わぬことを言われたんです!「子宮口8、9センチ!もう無痛は間に合わない!」
私の頭の中は一瞬で真っ白に。。。
なんせ、普通分娩をするイメージトレーニングもしていなかったので、かなりパニックになりました。先生にどうしても無理なのかしつこく何度も聞いてしまったほどです。もちろん「無理です!」と言われました。
そうこうしていると、陣痛がどんどん進んでいき痛みがかなり強くなったので、もう早く産もう!と覚悟を決めました。この時病院に到着してから、まだ10分くらいしか経っていませんでした。パパも病室に戻ってくると思っていたのに、分娩台に呼ばれて大慌て。
本当は両親に見てもらおうと思っていたのですが、間に合わず、2歳の長男も一緒に立ち会うことになりました。パパと長男は必死に応援してくれていたのですが、私は急にお産が進んで痛さマックスで叫びまくりました。
先生にも声を出すとお産が止まると言われましたが、自分でも止められず、何度も叫びました。そしていきみ始めて15分後、次男が誕生しました。なんと病院についてから30分で生まれてきたのです!長男の時とは大違いで、かなりのスピード出産となったのでした。
まとめ
今回、出産が毎回違うということを改めて実感しました。もし家を出るタイミングを少し遅くしていたらと考えるとゾッとします。
痛み方が長男の陣痛とは本当に違い、次男の時は優しい痛みだったので、まさか子宮口が全開に近いとは思ってもみませんでした。せっかく楽しみにしていた無痛分娩が体験できなかったのは残念でしたが、無事に生まれてきてくれてなによりです。しかもお産の時間も短かったので結果的に、体力もかなりあまりました。
正直、長男を出産した時は体力的にも辛くて、もう出産なんかしたくないと思ったのが嘘のような出産でした。同じ人が産むのにこうも違うとは不思議ですね。