みなさんは「こども食堂」という言葉を聞いたことがありますか?ニュースなどで聞いたことがあっても、実際どんな活動をしているのかを知っている人は、少ないかもしれません。 今回はこども食堂とはどんな食堂なのかを解説し、どのように運営しているかも一緒に理解していきましょう!そして、こども食堂の利用方法と群馬県にあるこども食堂を紹介したいと思います。この記事を読んで「こども食堂」への理解を深めてもらえれば嬉しいです。
こども食堂とは?どんなところ?
こども食堂とは、家庭の事情などで学校の給食以外に、ごはんを十分に取れない子ども達を支援するために始まった活動。無料や低価格でごはんを提供する場所のことです。
その他にも地域のコミュニケーションの拠点として利用されたり、子供の孤食を防止するための場にもなっているのです。
日本では、7人に1人の子どもが貧困状態にあるとされています。そういった家庭環境の子ども達に温かい食事を提供するために、フードバンクや寄付された食材を地域の方のボランティアによってこども食堂は運営されています。
群馬のこども食堂を紹介
群馬県で開催されているこども食堂を4つご紹介いたします。開催日が多いこども食堂をピックアップしたので、是非参考にしてみてくださいね!
「みんなでごはん」高崎市
火・水・金曜日に毎週開催されるこども食堂で、大人も子どもも、300円で温かくておいしい食事がいただけます。
「サミートスこども食堂」高崎市
毎週月・水・木・金・土・日曜日に開催され、小学生以下は300円で食事を提供しており、学生なら誰でも利用できます。
「うぬきこども食堂」伊勢崎市
平日に月20回と開催日が多く、対象者は小中学生ですが無償で食事を提供しています。
「だれでもキッチン」前橋市
子どもの料金が100円と非常に安く、だれでもキッチンは毎日開催されているので非常に心強いですね。
上記以外にも、群馬県内にはたくさんの地域でこども食堂が開催されています。「こども食堂ネットワークぐんま」から確認できるので、お近くのこども食堂をお探しください。
こども食堂ネットワークぐんま
群馬のこども食堂を利用してみよう
こども食堂はまだまだ認知され始めたばかりで、人手不足や運営費の確保が難しいという問題があります。子どもたちの健康と生活の安定を提供するために、こども食堂があるという事を理解できましたね。
子どもに食事を満足に与えられないと悩んでいる方や、一人で食事をすることの多い子どもを持つ親御さんも是非こども食堂を利用してください!