独身時代にやっていたストレス発散法や、気持ちの沈んでしまった自分自身を高める方法、みなさんはありましたか?子育てで生活が180度変わった今、思うように育児ができなかったり、自分の時間が無く、ストレスと隣合わせの方が多いと思います。
筆者は元から自分に自信が持てなく、それにともなって出てくるストレスの発散方法もなくて、ストレス+育児で息詰まってしまったときがありました。そして今もなお、そんな自分と戦っています。それを少しでも解消すべく、みなさんにココロの拠り所となる、素晴らしい本達をご紹介いたします。
育児中におすすめの本①「自己肯定感が上がる100の言葉」千田琢哉
「100WORDS根拠なき自信があふれ出す!自己肯定感」とカバー紙に大きく書かれている千田琢哉さん著書。なんと累計320万部売り上げている、まさに自己肯定感を上げる「自分の中の自分」の為の本なんです。
「小さなことをコツコツやろう」から始まるこの本は、日常生活から週末、仕事人間関係、そして人生に至るまでの自分のあり方、対処する為の「言葉」がそれぞれ10個づつ綴られています。
その中でも「運命の言葉に会った人は【超人】になる」と「毎日一つでいいから【いい言葉】に出会うことを意識する」という言い回しが、すごく自分に自信をくれました。嫌なことがあっても、「最高・楽しい・頑張った」と口に出すことで、思考も行動もいい方向に変わりました。
そして一番変わったのは「愚痴・悪口」を言うことがなくなったことです。そんなこと言ってる暇があるなら、いいこと言ってるほうが、よっぽど楽しく生きれる!と思うようになりましたし、それを育児にも活かす事ができました。だめになることがあっても、最終的に「楽しい自分」になることの出来る本です。
育児中におすすめの本②「セルフ・コンパッション」クリスティーン・ネフ
筆者が思うセルフ・コンパッションとは、自分中にある短所を認め「ありのままの自分を受け入れる」、またそれを「強みにできる状態」です。
「セルフ・コンパッションの実証的研究の先駆者である著者が、自身の体験を交えながらわかりやすくまとめた本である」とカバー紙に書かれているように、現代の格差社会を生きる中で、いかに自分自身を認め活かして自分らしく生きることができるのかや、失くしかけている自分の感情を回復するための方法が、詳しく書かれています。
仕事も育児も「できない」自分を許してからこそ、そこから成長できることもありますし、「次の自分」につなげることができますよね。
育児中も本を読んで自分と向き合おう
インターネットが盛んな今の時代、SNSの普及もあり、「あの人みたいにもっと完璧に仕事、育児がしたい」「あの人みたいにもっと可愛くなりたい」など、知らない間に自分と他人を比べてしまってはいませんか?
自分は自分、他人は他人。自分が許せない自分も自分なのだから、ありのままを受け入れて、いかに長所として変えられるか。そんな風に考えてみると少し楽になれる気がします。
仕事や育児などでココロが疲れている時に今回ご紹介させていただいた本を読んで、自分自身を癒して頂けたら嬉しいです。