仕事をしながら育児をするママ達にとって、仕事に復帰できなかったり、子育ての時間を取れなかったりと、その二つを両立させることの難しさを多くの女性が感じているはずです。そんな現代で、女性が仕事と育児で生き生きと輝ける社会作りを目的に活動をしている前橋市青梨子町にあるNPO法人「Mam’s Style」を全2回に渡り紹介していきます。
Mam’s styleの始まり
団体名 | NPO法人Mam’s Style |
住所 | 〒370-3573 群馬県前橋市青梨子町434 |
電話番号 | 090-6008-3934 |
公式HP | https://mamsstyle.jimdofree.com/ |
公式Instagram | https://www.instagram.com/npomamsstylegunma/ |
公式Facebook | https://www.facebook.com/npomamsstyle/?ref=page_internal |
活動を開始したのは2012年。代表の櫻井弥生さんが2番目のお子さんを出産した後、子育てをする女性の活躍の場が少ないことに疑問を持ったのがきっかけでした。
「今のように子連れで行ける場所がなかったし、子育てしながら仕事をする人も少なかったんです。」
櫻井さんは子供がいる女性でも何か活躍できると思い、この「Mam’s Style」を立ち上げる事を決意したそうです。
Mam’s styleの活動
Mam’s styleの主な活動は、子育て広場、絵本の読み聞かせ、子供達と一緒に楽しく食事をしたりと子育てをするママの支援を中心に活動しています。その他にも、食品、生活用品などの寄付を集め家庭に配るといった支援活動もおこなっています。
Mam’s styleの活動に賛同する方たちの寄付品はとても多く、フードバンクから野菜やお米などの食品が届き、他にも毛糸や布、コットンなどママを支援する品物が寄付されているのです。また子供が喜ぶ寄付品もたくさんあり、おもちゃや子供が成長して着れなくなった衣類や靴はまだまだきれいなものばかりです。寄付品の中には中古のランドセルもあり、
「ランドセルは高価なものなのでお困りの家庭で使ってもらいたいです。」
そう櫻井さんがおっしゃる通り、ランドセルの支援はうれしいママも多いはず。今年はトヤマかばん店さんからの寄付に新品のランドセルもあり、Mam’s styleへ届く寄付品はママも子供も笑顔になるようなものばかりです。
寄付の他にも、女性が活躍できる場を提供する活動として「Iマスク」の製作をおこなっています。Iマスクはコロナウィルスの流行により必須となったマスクを通じて、仕事が減った女性や生活が苦しい家庭の女性を雇用し、国内と国外でも働く女性を支援するという活動にMam’s Styleは参加しているのです。
女性が輝く社会へ
Mam’s Styleの活動は子育てをするママの支援をすることで、職場復帰のきっかけになったり、子育てをしやすい環境を整えていく事により、Mam’s Styleが目標とする「女性が仕事と育児で生き生きと輝ける社会」へ確実に近づいているのではないでしょうか?
次回はMam’s Styleの活動をする中で難しいこと、Mam’s Style今後の活動とママへのメッセージを紹介していきます。