高崎市のシンボル・白衣大観音。観音山の山頂に立ち、遠くからでもよく見える、巨大な観音様です。その観音様を中心に整備されているのが、観音山公園。
カッパピアの跡地にできた新しい公園で、ユニークな遊具のあるケルナー広場や、広々とした芝生広場があり、夏にはプールも楽しめます。広大な敷地は自然豊かで、春の桜、秋の紅葉も見事!
家族で遊びに出かけると、何かとお金がかかってしまいますが、観音山公園なら無料で利用できますよ。四季折々の魅力が満載の観音山公園を、詳しくご紹介します。
観音山公園の基本情報
平成15年に閉園したフェアリーランド(通称カッパピア)という遊園地の跡地に造られた、まだ新しい公園です。観音山の地形を活かし、子どもからお年寄りまで多くの人たちが自然に触れ合える場所となっています。
平成28年にケルナー広場、平成29年には芝生広場やプールエリア等が開園。平成30年にはケルナー広場が拡張され、新たに幼児用遊具が設置されました。
プールエリアは夏季限定でオープンしています。入場料は1回100円、小学生以下は無料です。駐車場は無料で、約250台分のスペースがあります。
施設名 | 観音山公園 |
住所 | 高崎市石原町2740-2 |
電話・連絡先 | 電話:027-386-9005(観音山公園管理棟) |
オープン時間・定休日 | 午前9時~午後5時まで
※ケルナー広場は年末年始は閉園となります。プールについては公式サイトをご確認ください。 |
公式サイトのURL | http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2016030800013/ |
観音山公園のおすすめポイント
観音山公園の注目は、ユニークな遊具で遊べるケルナー広場。ここの遊具はドイツのケルナースティック社製で、子どもの想像力を掻き立てる工夫がされています。ケルナー社の遊具を集めた公園は、日本ではここだけなんだとか。
遊具の中には、一見危なそうに見える部分もありますが、子どもの危険察知能力や身体能力を向上させるため、わざとそのようになっているのだそうです。遊具の下には丸い砂利が敷き詰められているので、うっかり遊具から落ちてしまっても、そう簡単には怪我をしません。
大人は無闇に口出しせず、子どもに自由に遊び方を考えさせましょう。大人が考えつかないような遊び方をして、ビックリするかもしれませんよ。
ケルナー広場では、NPO法人「時をつむぐ会」が「青空ぴよぴよ」というイベントをおこなっています。これは、その日集まった親子と一緒に、絵本の読み聞かせや季節の遊びを楽しむものです。保育士資格を持ったスタッフさんに、子育て相談をすることもできます。
「青空ぴよぴよ」の情報は、ケルナー広場facebookページに掲載されています。参加費は無料なので、ぜひチェックしてみてください。
また、公園の南側には、高崎市民に熱望されて復活したプールエリアがあります(カッパピアはプールがとても人気でした)。子ども向けのプールは、じゃぶじゃぶプール、幼児プール、せせらぎプールの3種類。競技用の25メートルプールも、一部底上げして浅くなっている所は子どもも利用できます。
プール管理棟には授乳室があります。オムツの取れていない幼児はプールに入れませんが、水に入らずに遊べる噴水エリアもあるので、初めての水遊びの場所として最適です。ちなみに授乳室は、プールのオフシーズンにも利用できるので、夏以外で公園に赤ちゃんを連れて行く際も安心ですね。
無料で遊べる観音山公園に行ってみよう!
ケルナー広場の遊具は、大人が見ると「何コレ!?」と驚いてしまような形をしています。でも子ども達は、「何だか面白そう!」とワクワクすることでしょう。子どもの想像力を刺激して、発想力を養う素敵な公園です。
長らく廃墟だったカッパピア跡地が美しく整備され、また子ども達が楽しめる場所になったのは嬉しいことですね。公園の利用は無料で、プールも入場料がたったの100円なので、家族で何度も利用できそうです。高崎市を訪れたら、ぜひ観音山公園に行ってみましょう!