子供は可愛い!でも、なかなか言うことを聞いてくれなかったり、イヤイヤされたり、何を言っているのか言葉の理解ができないと、子育てに疲れてしまう日もありますよね。毎日、一所懸命 育児に奮闘するママ・パパでも一度はそんな経験があったのではないでしょうか。
筆者は そんな気持ちになったとき、育児関係の本を読んで元気をもらえたり、感動をすると、心のデトックスになり、また頑張ろうと思えるのです。子供が寝た後に、なにか感動できる本はないかとネットで探していた時期もありました。
そして、ある一冊の本と巡り合ったのです。今回は、少し心が疲れてしまったママやパパに元気になってもらえる本の紹介をしたいと思います。
ママパパにおすすめの本「あなたが生まれてから」くわばたりえ
お笑い芸人・クワバタオハラのくわばたりえさんが書いた「あなたが生まれてから」という本が、本当に泣けます。いくつかの章に分かれているこの本では、最初は長男がお腹の中にいるときの気持ちから物語がはじまります。
妊娠中のナーバスになりがちな気持ちをしっかりと書きつつ、さすが女芸人といった 面白い要素も含まれていて、ほっこりできました。そして、物語は 子供が生まれてからの分からないことだらけの不安な日々、離乳食づくり、夜泣き、次男の誕生へと進んでいきます。
あれだけ可愛くて仕方なかった長男が、次男の誕生により、赤ちゃん返りをしたり、ママのことを困らせるような態度をとってきて、2度目、3度目の出産をした方にもかなり共感ができる内容となっているのです。
気持ちが不安定な上の子に全ての愛情を注ぎたい…でも下の子の頻回な授乳と寝不足で、自分もいっぱいいっぱいになってしまう。そんな状況が重なったときに、この本を読み返して号泣したことがありました。忘れたころにまた読み返して、子供に優しくなれる 何度でも発見ができる本になっています!
パパの目線からも書かれている
もう一つのおすすめポイントが、パパの気持ちという項目です。最後の章では、お父さん目線の妻や子供に対する心境も描かれているのです。
家族のために毎日必死で働くお父さん。しかし、仕事で疲れて帰ってきても、いつからか妻は、子供の世話と家事・掃除の母業で大忙し。分かってはいるけど、自分のことも少しでいいから気に留めてほしい…男性の弱い部分が描かれていて、自分もこう思わせているのかも?と思うと、少しギクリとしました。
しかし、旦那にも優しくなれそうな絵のタッチで、とても可愛い内容でした。最初から最後まで、どの章から読んでも、元気を貰える、そんな本になっています!
本を読んでちょっと一休み
今回は、クワバタオハラのくわばたりえさんが書いた「あなたが生まれてから」という本を紹介しました。育児に奮闘するママ・パパには、一度でいいから目を通してほしい、そんな内容が詰め込まれた本なのです。
きっとどこかに、今の自分の状況と重なり、共感できる1コマがあることでしょう。もちろん、まだ子供が生まれていないプレママ・プレパパにも、読んでほしいです。
これを読んで、感動して、すっきりして、大切な我が子や妻・旦那のことを抱きしめ、家族の大切さを感じてみてください。