2歳になると、少しずつ話せる言葉が多くなり、ママやパパとの会話が増えていきますね。自己主張が強くなって、いわゆるイヤイヤ期が始まる頃でもあります。
子どものイヤイヤにイライラしちゃって読み聞かせなんてできない!という人もいるかもしれませんが、子どもに想像力がついてきて、絵本のストーリーが楽しめるようになるのも2歳頃なんです。
今回は、元司書の私が2歳児におすすめの絵本をご紹介します。
2歳におすすめの絵本①「ぞうくんのさんぽ」なかの ひろたか
散歩にでかけた、ぞうくん。途中でかばくん、わにくん、かめくんに出会い、次々に背中に乗せていきます。
こんなに大勢乗せて大丈夫?と読者が心配していると、「うわーっ」と転んで「どぼーん」と池に落ちるお約束の展開。わかっていても、子どもは毎回ドキドキして最後は笑ってしまいます。
ぞうくん達のゆるい見た目と、おっとりした会話に癒されます。発売から40年以上愛されているロングセラーです。
2歳におすすめの絵本②「はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!」くぼ まちこ
たっくんは歯磨きが大嫌い。ご飯の後、くちをキュッと閉じていると、「はみがきれっしゃ」がしゅっしゅっ……とやってきました。
嬉しくなって、くちを開けたたっくん。「はみがきれっしゃ」は、歯についた食べかすをせっせとお掃除。最後は見事にピカピカになります。
歯磨きを嫌がる子どもに、とってもおすすめ!絵本を読んでから「はみがきれっしゃしよう!」と洗面所に誘えば、気分良く歯磨きできますね。
2歳におすすめの絵本③「できるかな?あたまから つまさきまで」エリック・カール
ペンギン、きりん、さる、ゴリラ…。様々な動物が登場し、こんな動きはできるかな?と問いかけてきます。
まねっこ遊びが好きな子どもにピッタリ!一緒になって身体を動かすと、いい運動になりますよ。じっと座っていることが苦手な子どもも引き込まれます。
色鮮やかで、とても美しい絵本です。まねっこをする子どもの動きが可愛くて、大人の方が夢中になってしまいそうです。
成長に合わせて何度でも読んでみよう
2歳におすすめの絵本をご紹介しました。どれも2歳の間だけではなく、長く読み続けることができる絵本です。成長に合わせて、何度でも読んであげてくださいね。
2歳から楽しめる絵本は、他にも色々なものがあります。2冊目の「はみがきれっしゃ」のように生活習慣を教えるものや、乗り物の本、動物の本…など子どもが興味を持ちそうなものを探してみましょう。
親子でお気に入りの絵本が沢山みつかると良いですね!