最近、食糧不足の影響で注目されている「昆虫食」。この名前を見ただけで気持ち悪い…と感じてしまうママパパも多いと思いますが、実は群馬県は昆虫食が話題となっています。
筆者自身も虫は大の苦手。昆虫食なんて絶対無理!と思っていたのですが、実際に食べてみたところ全く違和感なく楽しめました。もちろん、色々な種類があるので、ソフトなものにしか挑戦できていませんが…。
そこで、ここでは今話題になっている「群馬の昆虫食」について、ご紹介していきたいと思います。子供は興味津々で喜ぶのではないでしょうか?ぜひ、毛嫌いせずにちょっと覗いてみてくださいね。
昆虫食って何なの?
昆虫食は、世界的な人口増加による食糧不足の解決方法として、注目されています。日本では少子化、食品ロスなどが話題ですが、実は世界では8億人を超える人が食べ物が不足している状況なんです。
今後はさらに増えていくと予想されていて、食糧の確保が課題となっています。そこで再注目されているのが、昆虫です。実際に海外では、栄養満点の食材として食べている国も多くあります。
ただ、日本では「昆虫=気持ち悪い」というイメージが強く、なかなか普及していません。最近では、さまざまな企業が新しい食べ物として、美味しく楽しく食べられるように工夫を凝らしています。
その中のひとつがあの有名な「無印良品」。ナチュラルで自然に優しく、おしゃれなイメージのある無印良品からも「コオロギせんべい」が発売されているのはご存じでしょうか?「無印が出しているなら、食べられそう」って思いますよね。
群馬は昆虫食のパイオニア!
昔、おばあちゃんの家の食卓でイナゴの佃煮を見た人もいるはずです。もしかしたら、以前から群馬は昆虫食に対して抵抗が少ない地域なのかもしれません。
群馬の高崎経済大学の学生が立ち上げたベンチャー企業FUTURENAUTでは、昆虫食の普及を目指して、栄養のあるコオロギを活用したビスコッティや、ゴーフレットなどのお菓子を販売しています。
パッケージは可愛くておしゃれ。また、子供に大人気のスポット「群馬昆虫の森」でも昆虫食のイベントが開催されるなど、群馬の昆虫食は盛り上がりを見せているんです!
「それでも、やっぱり気持ち悪い…無理!」
と思いますよね。私も、虫は大嫌いで昆虫食なんて信じられないと思っていました。しかし、昆虫の森へ遊びに行った子供が、私に「コオロギせんべい」と「タガメサイダー」をお土産に買ってきてくれたんです。
これは、食べるしかない…。
見かけは、全く普通のおせんべい。サイダーも見るだけでは、ごくごく普通のサイダーです。深く考えると勇気がなくなるので、勢いにまかせて食べて飲んでみました。その結果…
「普通においしい」
全く違和感はなく、普通においしいお菓子でした。サイダーも普通に飲めます。これなら大丈夫だと感じました。子供は大喜びで、バクバク食べてましたよ。昆虫食ってだけで、面白くてテンション上がっていました。
昆虫食…挑戦してみても良いんじゃない?
昆虫という文字は、見るだけでちょっとぞわぞわしてしまうので、食べ物用には名前を変えたりしても良いですよね。気持ち悪いという気持ちもとてもよく分かるので、無理におすすめはしませんが、子供と一緒にちょっと試してみるのも良いと思います。
イメージをガラリ変えられる、おいしくて、見た目も良い商品がどんどん開発されるのを期待して、これからも群馬の昆虫食に注目していきましょう。