【連載】ついに「産後うつ」と判明!その時私は…/産後うつになったら死の恐怖に襲われた話⑥

【連載】産後うつになったら死の恐怖に襲われた話⑥

父の帰りがいつもより遅い…

そんな些細な出来事にも敏感になり、父の身に何かあったんじゃないかと不安に襲われるようになりました。そして、父の帰りに安堵した私は、思わず泣いてしまいました。ただ、そんな自分にやはりどこか違和感を感じはじめ、私はスマホを手に取りました。

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産後うつになったら死の恐怖に襲われた話⑤

産後うつになったら死の恐怖に襲われた話①

死への不安や些細な事で泣いてしまうなど、情緒不安定な自分に違和感を感じた私は、妊娠中に聞いた助産師さんの話を思い出しました。

「産後は、涙もろくなったりイライラしやすくなる場合があります。中には子どもが可愛いと思えず、自分は母親失格だと自分を責める人もいます。これらは、産後のホルモンバランスの崩れによる産後うつの傾向かもしれません。」

もしかして、私も産後うつなのでは?と思い調べてみると、そこには産後うつの「稀に見る症状」として、当てはまるものを見つけましたのです!

ネットの記事を見て「そうか、自分は産後うつなんだ」と思うと、少し気が楽になりました。それは、ずっと感じていた自身の違和感の原因がわかったからでした。嫌な想像をしてしまうのも、些細なことで泣いてしまうのも「産後うつだから仕方ない」と思えるようになったからです。

しかしその一方で、いつまで続くのか、どうずれば治るのかについては「個人差による」と書いてあり、治療法がわかりません。一体いつまで続くのか、不安であることに変わりませんでした。

そして、子どもの一ヶ月検診を終え、ついに主人の待つ我が家に帰る日がやってきました。いよいよ家族3人の生活がスタートします。

こんな状態で本当に大丈夫だろうか…。
自分はちゃんと母親ができるだろうか…。

しかし、そんな不安をよそに、その後思わぬ形で産後うつから開放されることになるのでした。

▶次回は11月6日(土)更新!

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産後うつになったら死の恐怖に襲われた話⑤

産後うつになったら死の恐怖に襲われた話①

著者:イッチーママ
プロフィール:夫と3人の子ども+ネコと群馬県で暮らすママです。Instagramでは自身の経験を元にした育児漫画を描いています!フォローしてもらえたら嬉しいです☆

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